パレルモ・シューティングの作品情報・感想・評価

『パレルモ・シューティング』に投稿された感想・評価

一人旅

一人旅の感想・評価

2.0
ヴィム・ヴェンダース監督作。イタリアのパレルモを舞台にカメラマン、フィンが矢で命を狙ってくる謎の男(デニス・ホッパー)の魔の手から逃れようと奔走する・・・。期待したほど面白くない。謎の男が死の象徴であることは分かる。ただ、なぜ死がフィンを付け狙うのかが良く分からない。彼が死を望んでいたからなのか?ヴェンダース監督にしてはだいぶ小粒な作品。
aaaakiko

aaaakikoの感想・評価

3.1
この監督のもういっこ見たい!と思って見たんだけど。
エンドロールで、主人公がパレルモで撮影した写真がちょっと出てくるのそれがいちばん興味深かった。

ストーリーは…
他の方のレビュー読んで、なるほどそういうことか、と学んだりしました。
Lena

Lenaの感想・評価

3.4
マキナ67を雑に扱うところがかっこいいが、実際にあんな使い方したらすぐに壊れるので見ていてハラハラした。

ストーリーも面白かった記憶があるので、再見して改めてレビューを書きたい。
 身重のミラ・ジョヴォビッチ(本人役)をモデルに写真を撮るカメラマンのフィン。
 仕事で訪れたイタリアの街パレルモが気に入った彼は、しばらくそこに滞在することにした。そこで出会った壁画修復を仕事としている女性、そして弓矢で狙ってくる、謎のフード男。だんだんと夢か現実かわからなくなってくる日常。そして、彼の前に現れる死神……すみません、自分でも何を書いているのかよく分かりません。
 まあ、簡単に言うと、写真家がパレルモで不思議体験するというお話。
 劇中のBGMが、フィンのイヤホンとリンクしており、彼がイヤホンをつけているときにはBGMが流れ、イヤホンをはずずとBGMが止まるという演出は面白かった。
 あと、イタリアの風景が良い。ちょっとした街角だけでも絵になる。
わるた

わるたの感想・評価

3.0
レンタルした古いDVDに予告編が収録されていて
芋づる式にレンタル視聴。
ヴィム・ヴェンダースは自分向けでないのがわかった。

日々の繰り返しに疲れた、地位も名声もある男が、
訪れたイタリアで美女とお近づきになり理解してもらい
夢想的な体験をする…という都合の良すぎる展開についていけない。
夢を詰め込んだんだなあ感。
シチリアの郊外の村は趣があってよかったけど。

劇中でも指摘されていたが、
イタリアで、しかもパレルモの街角で、
無防備に眠りこけていたら、
財布その他貴重品とは永遠にお別れだと思う。
高価なカメラなんて手にぶら下げてるだけでも危ない。
ときにハラハラしながら見ていた。
冒頭はROCK全開でスタイリッシュな展開に期待したんですけど、
パレルモ以降はぐだぐだ。
こういう映画をシュールだとか、芸術だと言うんでしょうか。
デニス・ホッパーが演じる死神が語る写真論。
すいません。全然解りません。
tapes201

tapes201の感想・評価

3.2
【2021/068】ヴィム・ヴェンダース『パレルモ・シューティング』2008/DVD。これも見逃していたのを漸く。白塗りで大奮闘のホッパー御大への強烈なラブ・レターのような映画ではないか。クライマックスの一人語り的な話、カメラマンであり、ハリウッドで辛酸を舐め尽くした御大だからこそ。

人生の浪費、自己喪失を前半、入れ過ぎな程の音楽を主人公のヘッドホンに同期、ルー・リードまで引っ張り出してゼリーを肩にの下りまでやらせてる。絵描きの女と出会い、パタリとジュークボックス的な音楽は止み、再生の道筋を幻想的に描くさまを控えめなスコアで支えるのはイルミン・シュミット。

使い古された、と云えば使い古されてるし、色々思うことはあったけど、ヴェンダース、ずーっと同じテーマを撮り続けているように思いました。最後に、ベルイマン/アントニオーニへの献辞で、アントニオーニの遺作『愛のめぐりあい』を思い出したりしました。
Great #DennisHopper steal whole movie on #PalermoShooting by #WimWenders in 2008. #quarrantine #裏本郷自粛迷画劇場 #コロナ隠遁始末本郷編 #Cinema #映画 #裏本郷光影眩暈秘録 #1日1本オススメ映画 #instamovie
netfilms

netfilmsの感想・評価

3.8
 目覚めた彼はカーテンのない窓越しに、朝日が昇るのを仁王立ちでずっと眺めていた。朝のスイミング・プール、水が嫌いなフィン(カンピーノ)は25mプールに飛び込もうとするが勇気が出ない。彼のアート・オフィスではたくさんのアシスタントたちが働いている。フィンはアート写真からモード写真まで手がける世界的写真家で、彼の写真はデジタル処理を駆使し、現実を組み替えることでまったく新しい世界を作り出すことに定評があった。彼はアシスタントに「もっと時間を大切にしたい」とその日の気候をフレームの中に組み込ませようとする。活動拠点のデュッセルドルフでは、常に人に注目される生活で心休まる暇がなかった。どこへ行くにも携帯電話が手放せず、イヤホンから聴こえる音楽だけが唯一心を落ち着かせる手段だった。ほとんど眠ることができない彼は、いつも“死”にまつわる短い夢の始まりで目を覚ます。洞窟の中で、ライトに照らされる屍の群れ。男は命綱なしで時の回廊へと落ちて行く。男はいつも悪夢のようなイメージで目が覚める。『都会のアリス』ではフィリップもアリスもとにかくよく眠り、眠りから覚める場面が物語の起点になったが、今作でも眠ることが死に近づくと考える神経症的なフィンには安眠の地などない。車の事故であやうく死にかけたフィンは日常の地点からの脱出を試みる。かくしてデュッセルドルフからパレルモへ。身重のミラ・ジョヴォヴィッチを伴いながら2人の旅は始まった。

 ドイツの大都市から風光明媚なシチリアの小都市へ。フィンは尽きせぬ「死」のイメージに囚われ続けている。『ベルリン・天使の詩』が守護天使が見つめる地上の世界の物語だとするならば、今作では地位も名声も手にした地上の男の首を天から死神の矢が狙うのだ。男はただただ死の恐怖に怯え、生まれ来るミラ・ジョヴォヴィッチの赤子の生のイメージで死神と対峙するが、そう簡単に死神の心を折ることなど出来はしない。そんなある日、男は運命的にある女性に出会う。街の美術館で巨大な壁画『死の勝利』の修復を行うフラヴィア(ジョアンナ・メッゾジョルノ)はフィンの話を聞き、他人事とは思えないその逸話に震えるのだ。なぜなら彼女が修復する壁画そのものに描かれているのは、首の急所を矢で一突きされる者たちの絵に他ならないからだった。遂に対峙することになった死神(デニス・ホッパー)こそは時間を司る神様だ。「デジタルは実在を何ら保証しない」という死神の言葉は、少なくとも絶え間ない現実の瞬間を切り取った1枚の写真をあれこれいじり倒すフィンにとっては最も破壊力のある言葉に違いない。今日行われるデジタル処理という概念は「オリジナル」と「フェイク」との境界線をフラットにする。ここでは『エンド・オブ・バイオレンス』よりも幾分示唆的であるが、ある種の確証を持って死神はフィンに語り掛けるのだ。それはデュッセルドルフ・パートが35mmで撮られ、パレルモ・パートが16mmで撮られていることからも明らかだろう。

 抗うことの出来ない時間の流れに登場人物たちが抵抗を試みる手段が「移動」だったとするならば、そのひずみにこそヴェンダース的な「物語」が初めて誕生すると考えて良い。『アメリカの友人』で物語を動かすあまりにも重要な役割を担ったデニス・ホッパーはヴェンダースとの初対面時、心底疲れ切っていた。コッポラの『地獄の黙示録』で心身ともに疲れ切っていた彼をその焦燥から救い出したのは、『アメリカの友人』の撮影だった。その彼が今作で死を恐れる主人公に対し、一瞬は永遠だと力強く解いてみせるのだ。既に前立腺癌だったデニス・ホッパーの声を絞り出すような演技は今もなお頭を離れない。死神パートのビジュアルはヴェンダースが物語る作家ではなく、テクスチャーの作家であるということを改めて我々に印象付ける。
歌麿

歌麿の感想・評価

4.1
ヴェンダースは見えてる!

現場では撮影をシュートと言う。
語源は読んで字の如く“撃つ”

写真で撃つか 矢で撃つか
犬

犬の感想・評価

3.3


世界的に成功を収めた写真家のフィンは、イタリア、シチリア島のパレルモへ旅に出るが、跡をつけまわすナゾの男の存在に悩まされる
そんな時、美術館の壁画を修復している魅力的な女性フラヴァアに出会い、2人はフラヴァアの祖母との思い出の地へ繰り出すが……

ヴィム・ヴェンダース監督がヨーロッパを舞台に撮影したロマンティックスリラー

相変わらずの雰囲気

ロックな音楽
歌もあります

ファンタジーなのか

写真
景色が綺麗

精神的な感じ

妊婦のミラも出てきます
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