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ユナイテッド93のpapapaisenのネタバレレビュー・内容・結末

ユナイテッド93(2006年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

もうさ…涙が抑えられんかった。
あの時アメリカは何にも機能してなかった。それでも彼らは勝った。
命をかけてハイジャック犯たちと戦い、
彼らは勝った。

この映画、乗客の一人一人に焦点を当てず、あった出来事を淡々と語るタイプ。やけど逆に、そういう描き方のおかげで、当時の出来事がめちゃくちゃリアルに伝わってくる。何が起きているか全くわからない、誰が何をどうしたらよいかも分からない、異常中の異常事態。ほんまにいかれた出来事。

乗客の人達が家族に電話するシーンはもう耐えられん。この人達の行く末を分かってるから悲しくて悲しくて。わかってるのにあと少し、あと少し、間に合え間に合えって何度も願ってしまう。

9.11事件、亡くなった人々、そして勇敢に命をとしての戦った人たちのこと、私は忘れない。
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