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黒い画集 あるサラリーマンの証言のmのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

南国土佐を後にした原知佐子が、『岸辺のアルバム』では若い男を買ってセックスをする。和製ノワール。和製ジェームズ・ステュアート、あるいは和製エドワード・G・ロビンソン。タイプライター音のみでスタッフクレジットが白地の背景に打ち出されていく演出はお洒落で良かった。江原達怡の四文字には思わず口元が緩んだが、わりかし重要且つ黒い役を演じており、良い意味で期待を裏切られた。印象に残ったのは、クラシックギターによる池野成の劇伴。アリバイがいつも映画鑑賞だから、「あんた、いつも映画見てるねえ」とか言われちゃう。

新大久保の裏通り
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