山本Q

新・仁義なき戦い。の山本Qのネタバレレビュー・内容・結末

新・仁義なき戦い。(2000年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

どんなだったっけ?と思って鑑賞。
随分昔に一度見てる。

岸辺一徳がキレキレ。アドリブなのかな。
一徳以外では豊悦が素敵すぎた。スーツ姿も絵になりすぎる。この人にはぜひ世界に挑戦して欲しかった。もう20年遅く生まれてたら国際的な役者になっていたんじゃないだろうか。
当時は気にならなかたっけど今の印象は「こんな低予算で作ってたのか」とびっくり。だからかはわからないけど、佐藤浩一の事務所でみんな集まって密集して焼肉を食べてるシーンは妙にリアリティがあって面白かった。
劇場公開はされていると思うけど、阪本順治で「仁義なき戦い」の看板があって、豊川悦司も出ててこの予算感はきっびしさが伝わってくる。ただ、たけしの「アウトレイジ」は予算が潤沢かというと、役者のギャラを除けば、予算がかかってるから面白い訳でもないので考えさせたれる。

お話はセリフが聞き取れないので、何が起こってるかわからない。けど、映画としてやりたいことは「どうしょうもない男がどうしようもなくしか生きれなかった様を撮る」だろうか。その辺「仁義なき戦い」や「アウトレイジ」なんかとはそもそもの目的が違うので、そっちの客の期待に応えるのは難しかっただろう。「仁義なき戦い」をもうちどやることに意味があるかはまた別。

布袋の良し悪しはわからないけど、布袋にしか見えなかった。やはりホルモン焼き屋には異質な感じがする。

日本映画はヘッドフォンかなんか検討しないと見る気にならなくなってきた。
山本Q

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