このレビューはネタバレを含みます
ヘイトクライムが題材ということなので興味があって見てみた。
始まったらブラムハウス制作だったので、社会派の差別問題にがっちり取り組んだものでは無いと判明。差別問題を題材にしたホラーにチャンネルを変えてエンタメを見るモードに変換してみてた。
映画は気合が入った作りで大変面白かった。ほぼ女性だけという点も面白い。
いろんなチャレンジがあってそこは素直に賞賛を送れる内容だと思う。
浅野忠信が出てた「フォーカス」を思い出した。フォーカスも斬新で面白かったな。
素材の扱いに関して「あのマークを出しておけば良い悪いは万事明白」という扱いはちょっと雑かなと思わないでもない。ヘイトクライムが起きる理由ってそうゆうレッテルを(お互いに一方的に)貼り付けて相手を理解しよとしないからじゃないの?と思うから。お互いに理解しろとかは思わないが、やるにしてもちょっと雑かな。と。
監督さんは名前からして、差別される側の目線だろうから人ごとでもないだろうと思われる。
差別によってトラブルが起こる現場の実情は日本にいたらなかなか知り得ないので、そこは言及することでもないともおもう。
役者さんはみんなそれっぽくて良いし。やはり有名じゃ無い人を使ったほうが活きる種類の映画だろうか。
どうなるのかドキドキしてみれた。
これがどこまで、大袈裟な表現なのか考え始めるとちょっと憂鬱。