ミヤウチ

キューポラのある街のミヤウチのレビュー・感想・評価

キューポラのある街(1962年製作の映画)
4.7
その時代を生きていないので断定はできないが、恐らく当時の時代がよく反映されてる映画なのではないかと思う。特に社会の急激な変化の影響を最も受けやすい城郷結合部(川口)に舞台設定をしたのも良い。
北朝鮮やこれから起こりうる問題などに対して楽観的という批判もあり得るだろうが、それも時代背景を反映しているので問題ない。

時を経るごとに価値を増す映画。劇場版の三丁目の夕日のような単純に「昔は良かった」とでも言いたげな懐古主義的な作品よりも味がある。


吉永小百合の演技は酷評される事が多いが、若い頃は華があるのでそこまで気にならない。
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