アメリカの高校生ショーンは、同級生ともめた末、ストリートレースで解決しようとしたが、レースには勝ったものの車は大破、アメリカにはいられなくなり、父親を頼って日本にやって来た。取立屋のハンと知り合ったショーンは、再びレースに参加するが、待っていたのはカーブの連続のドリフトレースだった…というお話。
最初に見た時は、日本を舞台にしたショボい番外編という印象だったが、今、見返してみると、リアルDK土屋圭市監修の立派なドリフト特化編になっていて、ジャスティン・リン監督の映像センスも垣間見られるなかなかの好編である。ルーカス・ブラックをはじめとする演技陣に光るものが見られないのが残念だが、まだ、あどけなさが残る北川景子や妻夫木聡も登場、千葉真一の存在感も大きい。
