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嵐の勇者たちのIdeonのレビュー・感想・評価

嵐の勇者たち(1969年製作の映画)
3.0
 悪徳政治家の婚約披露のパーティーで、婚約者が1億円の宝石とともに誘拐される。ところが、宝石を盗んだのと誘拐したのは別のグループだった。どちらも政治家に恨みを持ち、大金をせしめようとしているのだ。三つ巴の争奪戦が始まる…というお話。
 石原裕次郎を中心に日活オールスターがもれなく集結、ヒロインには東宝より浜美枝を据え、おまけに吉永小百合、山本陽子、梶芽衣子まで出演、いずれも尋常じゃない美しさである。渡哲也とのタイマン勝負など見せ場も用意してある。が、しかし、夜更けにヤクザが恨みを込めて合唱するなど、面白すぎるシーンが多すぎてストーリーが頭に入ってこない。五分の一のキャストで普通に映画が作れるはずだが、これでは経営が傾くわけである。
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