ドン・チードルが豊富な人脈を頼りに人命救助をする映画。
ルワンダで起きた大量虐殺で懸命に生きた人たちのお話で終始胸が痛む。序盤から何の罪もない人達が銃を突きつけられて跪き、宛もなく途方に暮れる中で見つけた希望がどんどん摘まれていくのがしんどい。川沿いの道を車で走るシーンは強烈。主人公のホテル支配人ポールは、ヒーローというわけではなくて、その時その時で何をするのがその場の最善なのかということを常に考えられる人で好き。途中彼自身の精神が追い詰められてネクタイを上手く結べなくなるシーンは印象的。
無罪にしてやらないぞ!