りさ

ホテル・ルワンダのりさのネタバレレビュー・内容・結末

ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

昨年、見たかったのに見逃してしまった映画・・・。
すごく重い内容、と聞いていたのでDVDを借りたものの勇気が持てず一人で見れなかった映画・・・。

現実逃避だよね。

昨日、『ららぽーと豊洲』にて
【2006年度 心に残った映画】
として、再上映されていたので見に行ってきた。

やはり、重く苦しく吐き気がするほど残酷なシーンや行動の数々・・・。

涙が止まらず、声を抑えるのがやっとでした。

私たちはこの事実を覚えていますか??
1994年・・・。
そんな昔のことじゃない。

でも私はきっと聞き流してた。
ニュースで耳にしても
「かわいそう」
「怖い」
「ひどいね~」
なんて話してそれで終わってた。

なんてひどい人間だろうって自分のこと思った。

100日間で100万人・・・。
命を失った人の数です。

アメリカ人、イギリス人、フランス人、日本人、
そしてルワンダの人々。

どうしてそういうわけ方をするのか・・・。
こんなにも人が命を落とし、危機に達しているときにどうしてわけるの??

ルワンダの人以外だけが救出される・・・
一緒に助けを求めているのに・・・。

白人だけが、バスに乗っていく姿を見ていたたまれなく涙が出た。

人種とかそんな問題じゃない。

こんなときに・・・。
ほんとに深く深く考え、身にしみて人間のおろかさがわかった。

その中で必死に1200人を救った彼はすばらしく誇らしく思った。
同じ人間として。

そしてみんながこのようにならなければいけないと思った。

とにかく見れてよかった!!!
りさ

りさ