さと

マイ・レフトフットのさとのレビュー・感想・評価

マイ・レフトフット(1989年製作の映画)
4.0
脳性麻痺で左足しか動かない画家クリスティ・ブラウンという実在の人物を描いた作品。

まず22兄妹生まれの10人目の子供ということもびっくりするんですけど、このお母さんの一見素っ気ないように見える、でも深い愛を感じるところが一番印象的でした。
母も兄妹たちも特別扱いせず、でも常に愛情と理解がある。
この家庭で育っていなかったら彼の絵や執筆活動はなかったのではないかと思えるほど、家族関係に感動した。
もちろん本人の苦悩や努力もしかりなのですが。

そして特筆すべきはダニエル・デイ・ルイスの圧倒的な演技力。
実はダニエルさんが見たくて選んだ映画でした。
本当に彼の演技の素晴らしさは圧倒的。

想像以上に感動したし、ずっと心に残る映画になりそうです。
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