Q(WE)R Film Festival にて鑑賞。
1980年代後半のNY、ゲイ差別と貧困に喘ぐ人たちが唯一輝ける場として、ボールという定期イベントがあった。ランウェイを着飾って歩くコンテストが行われ、ボールの優勝者は栄誉が与えられる。マザーと呼ばれフォロワーが集まり、ハウスというコミュニティーがいくつも出来て、家出してきたゲイの子たちの面倒も見る。そんな文化をドキュメンタリーで描く。
大相撲に例えると、ボールが場所・巡業、ランウェイが土俵、マザーが親方、ハウスが相撲部屋か。(イメージはぜんぜん違うけど。)
いろんなコンテストがあって、🏆トロフィーもたくさん。華があってみんな活き活き夢を語る、きびしい状況にあっても。ヴォーグもここから生まれる。売春、殺人、喧嘩、AIDSなど死と隣り合わせながらも、コミュニティーでいることの喜びにあふれた映像だった。
♪Got To Be Real / Cheryl Lynn がその時代を映して何とも沁みる。
上映後に、 Koppi Mizrahiさんの生ヴォーグとトーク。日本でボールを定期的に開催してる。見事な🤸ダンスが見れて、ちょっと得した気分。