パリ、夜は眠らない。の作品情報・感想・評価

パリ、夜は眠らない。1990年製作の映画)

PARIS IS BURNING

製作国:

上映時間:78分

4.0

「パリ、夜は眠らない。」に投稿された感想・評価

私の憧れる80年代NYC
エネルギーに圧倒される
Got to be real
世界は変えられない、楽しんだ方が得
ss

ssの感想・評価

5.0
1980年代、ニューヨーク。
ゲイカルチャーに密着したドキュメンタリー。

大好きなRPDRのfundamentalがここに!
かなり軽い気持ちで、毎シーズンこの映画の話が出てくるから元ネタが分かればいいかな♬って程度だったけどオールタイムベストに入るくらい好きなやつだった!

激しい感動!とかそういうものじゃないけど確かに心が揺さぶられる。
自分の世界を探してたどり着いた場所、ボール。
そこでどんな風に咲き誇るかはそれぞれ皆んな違う。

「みんなちがって、みんないい」
全人類にも言えるけど、このコミュニティの中の人たちにも言える。
ダンスでこの世を魅了してやるわ。と息巻いてかの有名なマドンナ「vouge」の振付をしたニンジャ。
二言目には「最近の若い子は…」とタバコをふかすビッグママならぬ、お局。
いや、こーいう若い子に疎まれるようなババアって必要!必要悪!

みんなそれぞれ魅力的で刹那的で、なんじゃこの映画はぁ!
素敵なものと出会ってしまった。

2018/9/9
貴重な歴史を学ぶ一本

シャンテーサシェー
シャンテーシャンテーシャンテー
2018.8.19 Netflix
ヴォーキングの対決が衝撃的だった。かっこよすぎ。
「世界は変えられない。楽しんだほうが利口よ。苦労して、楽しむ。」

このドキュメンタリーの登場人物はみなみっつの苦労を生まれながらに背負っている。男で、黒人で、ゲイ。煌びやかな理想と安っぽい現実のギャップを受け入れるための儀式のように夜な夜な繰り広げられる鮮やかなボール。

でも、序盤から悲しみは見え隠れする。彼らが口々に言葉にする夢のすべてを白人は生まれながらに持っている。彼らは泣かない。肩で風を切って闊歩し、なんでも笑い飛ばす。しかし彼らはみな家族に疎まれ昼間は男娼として戦っている。彼らの決闘方法のヴォーグを見て、実は彼らが一番利口なんじゃないかと思った。時間は過ぎる、場所も人も変わる。刹那、という言葉がしっくりくる。

白人じゃない人種は、白人じゃないことを一生背負っていかなければいけない。これがのちにカルチャーとして受け入れられるのね!うあああ。やりきれないけど、ものすごーーーーーくカッコいい。
mai

maiの感想・評価

4.2
80年代のニューヨークのハーレムで生きるゲイたちは、夜な夜なファッションコンテストを開く。社会から受け入れられない彼らが苦しみ 差別 貧困などを忘れ豪華に着飾りダンスで美しさを競い、何者かになりきる。
HIVパニックで仲間が殺されたり、親に絶縁されたり身寄りもない彼らはハウスと呼ばれる場所で”ヒッピーみたいな新しい家族の形よ”と助け合って暮らすしかなかった。

そしてヴォーグダンスが生まれMadonnaのVogueで一大ブレイクをしたんだよね、表現をやめない事で徐々にカルチャーとして受け入れらたなんて、感動と尊敬だわ.....。
RPDRを観始めてからドラァグクイーンカルチャーに興味が湧いたので鑑賞。ミニチャレンジのreadingはもちろん、番組内やルポールの曲の中で多用されてるcategory、realnessもここから来てたのか!と発見があった。
レナ

レナの感想・評価

3.8
ギラギラの、なんて熱気。それだけで観る価値があった。

裕福な・ストレートの・白人 の文化から疎外された人々が、彼らを模倣し価値を逆転させ、何者にもなれることを示す場所がBALL。そこは外側から見たら一瞬の夢、或いはイミテーションであっても、彼らにとってはリアルな世界よりリアルにいられる場所だったのだろう。
皆無邪気な様子で「有名になりたい」と言うが、それは「自分らしくありたい、それを世間に受け入れられたい」という悲痛な絶望と紙一重。
Got to be real の歌をバックに、「とにかく楽しもう」というパワーを存分に写しつつ、その裏にある、「何故なら決して名声など手に入らないのだから」という、ヒヤリとさせられる部分を投げかけて終わる。重層的なドキュメンタリー。
すけ

すけの感想・評価

3.9
ドキュメンタリー詳しくないんだけど、観ていて場違いな自分と、どうにもならなかった現実を突きつけられるので悔しくなる。キラキラした世界を同時に見せられるが故の残酷さみたいなのがある。
はくる

はくるの感想・評価

3.7
ドラァグレースにどハマりしているので鑑賞、湿度の伝わってくるドキュメンタリー。パリは出てこない。ニューヨークのハーレムで生きるゲイは、自らのコミュニティを“パリ”と呼ぶそう。
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