パリ、夜は眠らない。の作品情報・感想・評価

パリ、夜は眠らない。1990年製作の映画)

PARIS IS BURNING

製作国:

上映時間:78分

4.0

「パリ、夜は眠らない。」に投稿された感想・評価

kunelasob

kunelasobの感想・評価

2.8
ヴォーキングの原点はここか!
RPDRにどハマりしているので基礎勉強と見てみたら熱量がすごい。
ドキュメンタリー風で見づらいところも多いけど皆ただただ幸せを渇望してる様を見て、生きづらいと思う人がいなくなればと思った。
izumi

izumiの感想・評価

3.9
熱を持った映画。
ゲイの人々の常識破りの視点とパワーを改めて感じる。
「苦労を重ねて、楽しむ」という言葉に、楽しむためには苦労を厭わないという決意すら感じた。
すごく勉強になった
差別はしないと公言する人が増える中で私もその一人だけど、やはりマイノリティとして生きてきた人たちと、自分じゃ世界を見る目、生き方が違うのだと改めて実感。世界にはいろんな人がいると言葉では簡単に言えるけど、実際にいろんな人がいることをもっと実感したいと強く思った。
GATS

GATSの感想・評価

-
自分のメンタル、自分の根元、自分を形成する過去、未来。
自分が許される感覚、そういうものがここにはある。

Ball Roomという文化によって許された、(主に)ブラック、ラテン系のまたゲイである人たちが最も輝くステージ。
そのコミュニティ出身の女性もいるが、(バイオロジカル的に)男性のみが演じ造り出すドラァグ・クイーンというアートフォーム。

おそらく、もっともLGBTQ系コミュニティで愛され、その伝統を写した映画ではなかろうか。
80年代のニューヨーク、ドラァグのファミリー文化やその歴史、伝統というものをドキュメントしている貴重な、貴重な映画。

これを経て、アメリカやヨーロッパで大きなブーム、というか彼、彼女たちが気づき始める性の目覚めは、この後に(まあこのドキュメンタリーとは比べられないが)『パーティ・モンスター』などで観られることになる、90年代の”クラブキッズ”文化へと昇華され、またもファッションの歴史、そしてドラァグクイーン史、ジェンダー史を変えることになるのは、言うまでもない。
Bom

Bomの感想・評価

3.6
気品高く、可憐で強い女性たち。
ありがとうございます。

2018年初観作品351本目
cyna20

cyna20の感想・評価

5.0
とても面白かった。
綺麗にお化粧して着飾った人々。
お金持ちになりたい、と言う。
I wanna be somebody

ヴィーナスは知らない男の車に乗って金を稼ぎ
知らない男に首を絞められて死んだ

アイラインをひきながら
アイシャドウをぬりながら
楽しんだ方が利口よ
まっ

まっの感想・評価

3.8
ルポールのドラァグレースで度々名前を聞いて気になっていたドキュメンタリーです。1時間半程度でしたが内容が濃くエネルギー・熱のある映像でした。
nnm

nnmの感想・評価

4.4
オリジナルの文化がかっこいい、、
ヴォーギングの原点がここにあったとは。

Got to be real
Netflix で。
ひさしぶりに観たら 色々分かって切なかったな。
1980年代のニューヨーク・ハーレムで独自の進化を遂げたクラブとゲイカルチャーのドキュメント。夜の世界が持つ強烈なエネルギーと、それが社会的な必然から生まれた事を理解できた。

登場人物の大半が黒人のゲイ。つまり社会的には二重のマイノリティである。当時はエイズの恐怖が世界中でパニックを起こしていた時期であり、ゲイは今以上に偏見の目に晒され迫害を受けていた。そんな彼らはハウスと呼ばれるコミュニティを形成し、ナイトクラブ等でダンスや女装を競い合うようになる。そこから生まれたのが、かの有名なダンス「ヴォーギング」だった。

マドンナがヒット曲「ヴォーグ」のMVで取り入れた事で注目を浴び、今では、例えば日本のパフューム辺りも振り付けに取り入れているヴォーギングは、元を辿れば黒人のゲイが発展させたものだった。本作に収録されたインタビューによると、手の平をクネクネ動かす特徴的な動きは、彼らが日常的に使っていたコンパクトと化粧用のブラシを使う動きをアレンジして生まれたのだそうだ。日常的に差別されていた彼らが、いつもとは違う理想の人間に生まれ変わるための道具が化粧であり、その化粧が「ヴォーギング」を生んだ。人間の希望と権利が独自の文化を形成したという、歴史的な瞬間を捉えた貴重なドキュメンタリーだと思う。

僕がDJとして影響を受けた人が3人いて、実はその内の2人がゲイである。特に意識したわけでは無いのだけれど、彼らは共通して、偏見を打ち破るパワーと、それを体現する音楽観を持っていた。本作に登場する人達にも同じ力を感じた。
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