おひな

パリ、夜は眠らない。のおひなのレビュー・感想・評価

パリ、夜は眠らない。(1990年製作の映画)
5.0
Queer カルチャーの原点だと感じた。この映画の主人公たちはブラックでありかつトランスという二重、もしくはそれ以上にニューユークという街からアイデンティティが排除?(marginalized)されている人々だった。彼らが唯一本当の自分であれる場所。vagueというジャンルのダンスが個人的に大好き。アメリカにきてゲイバーを数回訪れ、ドラッグショーを見た際はもっと商業的な印象を受けた。というのもドラッグクイーンたちが、彼らの居場所というより、彼らが働いて名声とお金を手に入れる場所と感じた。カルチャーが社会に受け入れられるほど、本来の形は崩れていってしまうのかなと。これらの二面性が共存ができればいいなと思った。このカルチャーから生まれている言葉も沢山あると聞いた(terminology)
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