“疑いは、確信と同じくらい協力な絆になり得る。”
ある教会学校でシスター(エイミー・アダムス)は神父(フィリップ・シーモア・ホフマン)が男子生徒に性的な誘惑をしているのではという“疑い”を校長(メリル・ストリープ)に相談する…。
ほとんど教会の中だけの会話劇であるのにも関わらず、この年のアカデミー賞にノミネートされた三人の演技の迫力に口が空いたまま一瞬で終わってしまうような作品だった。セリフや表情や絶妙な会話の間、そして小物の使い方(ティーを注ぐ/ボールペンを持つ)だけで鳥肌が立つ。特に三人が校長室で話すシークエンスは20分ぐらいの長回しでセリフの量も含めて三人の才能を再確認した。
あなたはダウトを持った時、そしてそれを立証できない時どうしますか。