MAY

ハウルの動く城のMAYのネタバレレビュー・内容・結末

ハウルの動く城(2004年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ハウルやソフィーに目がいってしまいがちだけど、この作品の何よりも美しいのは景色だと思う。

今回観て、はじめてそう思った。
ハウルはかっこいい、そしてちょっぴり弱い、そこが好きだと改めて感じた。ソフィーは大人しい女の子かと思ったら、結構表情がころころ変わる子で、大人しいながら自分軸をしっかり持っているのが魅力的だと思った。僕の大好きなマルクルとカブはやっぱり温かくて、マルクルもハウルも最初はソフィーに対して敬語だったし、カルシファーはずっと厄介がってたし、マルクルは「怒りますよ!」とか言ってたのに、物語が進むにつれて「僕たち家族?」とか言うの……僕が一緒に暮らしたい、マルクルが可愛い良い子好き。
いつも「ソフィーが連れてきちゃった」のが可愛い。素敵な家族。

空中散歩のシーンも素敵な景色だけど、僕もソフィーみたいに星の海を椅子に座って眺めてみたいな。ソフィーとハウルが二人でハウルの隠れ家がある場所で穏やかにふたりの時間を過ごすシーンが、今回観た中でいちばんぎゅっと心に来た。

登場人物みんな素直で、純愛ってこういうことを言うんだな〜って。
ハウルは何度も観た作品だけど、それでもまた楽しめてやっぱりジブリってすごい。

世界の約束の詩がすごく好きだったからエンドロールをよく見ていたら谷川俊太郎さんって出てきて、谷川俊太郎さんの詩はすきでよく読むからすごく解釈一致だった。
MAY

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