このレビューはネタバレを含みます
ハウルの言う「家族」って、要するに小間使いとペットなんだよな。
衣食住を保障してあげるかわりにケアしてくれる存在。
そういう関係性に今無邪気に共感できるかというと自分は正直ちょっとって思ってしまった。
ハウルがソフィに洋服をドサッと贈るシーンあるけど、なんか趣味じゃないな家事して汚すのもあれだし……っつって自分で買った服着てたら、なんで僕があげたやつを着ないの?そのほうが美しいのに?って詰めてきそう。
ソフィがなぜハウルを無限に信頼するようになったのかも描写があんまなくてよくわからず。
でも一方で、戦争はカスですよというところをちゃんと描いてるのは良かった。(休戦しようとなった理由は???だけど……)
当時のCGの限界かもしれんけど動く城があんま重量感なくてヌルヌル動いてるのが気になった。(城のビジュアルそのものは好きだけど)
音楽はかなり好き。
押井守みたいな犬。