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絞首台の下のimaponのレビュー・感想・評価

絞首台の下(1959年製作の映画)
3.6
渡辺美佐子特集に相応しい一本。リケジョでバイリンガルの渡辺美佐子は週刊誌記者・長門裕之の恋人であり、コンビで事件を追う。
高飛び込みやスキューバダイビングとスポーツ女子でもある。上野駅でウエストくびれたワンピで見送った稲垣美穂子が行方不明になり責任感じるとこなども良い。それでいて階段踏み外したり猫に驚き腰抜かしたりドジ面もある。
「ブンヤ魂と私のどっちが大事?」からの唐突なラブシーン。
罠かもしれない現場に向かう車中(勿論運転は美佐子)
「保険に入って置けばよかった」と言う長門に「受取人は私にしといて」なんてのも良い。
クライマックスは水着姿の渡辺美佐子が長門裕之とこけつまろびつ砂丘を逃げ惑う。流石にここは(も)冗長で悪人の射撃の腕が悪いのはドンパチの常かって感じだけど、まあ美佐子肢体を堪能。
主人公・長門裕之、退職した新聞社の資料を勝手に拝借するところを女子社員に見咎められ、取った行動。こいつなんのかんのと恋人の美佐子に汚れを一手にやらせますから。

事件は正当防衛を認められず殺人罪で服役していた赤木圭一郎の脱獄から始まって連続的に殺人が起き謎が謎を呼ぶ展開。最終的には長門の推理で謎は解明されるんだけど、この際そこはどうでもいいかな。渡辺美佐子を楽しみましょう。
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