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神様のくれた赤ん坊のimaponのレビュー・感想・評価

神様のくれた赤ん坊(1979年製作の映画)
3.5
なるほど1957「集金旅行」のリメイクなのね。
渡瀬恒彦と桃井かおりの役者としての魅力は感じる事ができてそれなりに楽しめたけど、晋作と小夜子二人の行動に嫌やな面も。

旅先女遊び。ぽっちゃり系の飲み屋のおかみがバッチリおめかしして上がって来たのに「ストでもダンプには乗れない」しっ、しっ、とは失礼な。

母親の素性を知り自分も娼婦ごっこ。童貞青年が必死にお願いします!とすがるのに逃走って、どんだけ自分勝手よ。
セックスなめんなよ。

しまいには吉行和子に「子供の前でする話じゃないわね」と窘めなれる始末。

小夜子の母親ルーツをたどる旅を絡めているのは良くって、3人座って城を眺めるシーンは好き。
偶然だけど母の日に鑑賞したのは良かった。
桃井かおり、ジーンズ似合う。カッコいい。

駆け出し女優小夜子が初めてもらった台詞がラストで活かされる。

「集金旅行」の方が断然良いと思ってしまうのは案外、個人的な知らない時代への憧れと知ってる時代への近親嫌悪の差だけなのかも知れない。
ライオンズが身売りして埼玉に行った年の公開。クラウンライターライオンズ・ユニの稲尾2世小島三児に笑。あ、ガキとは言え中西太のサインボール邪険にするのは許せんw

次、「集金旅行」上映あったら再鑑賞しよう。確定。
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