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スパイ・ゲームのせのレビュー・感想・評価

スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)
3.4
蘇州刑務所へ工作官ビショップ(ブラピ)がある人物を救出しに行くも作戦がばれ、処刑されることとなってしまう。CIAは彼を見殺しにしようとしてしまうが、彼を育てたミュアー(レッドフォード)は引退間近ではあるものの、ビショップを救うために動き出す。

この2人の過去、師弟関係に熱が胸胸!の作品となってます。アクションを観たくて選んだが、かなり少なめでシンプルかつスタイリッシュ。クールだけどアツい男同士の絆を描く。


過去に、ミュアーはビショップに「勝手なことをした場合、お前に何かあったとしても助けない」と言っていたにもかかわらず救ってくれるところ、2人だけの作戦名、言葉少なめだけど愛を感じてグッとくる作品でした。
評価3.5だけど、これはちゃんと名作といっていいんじゃないのかしら。

工作官に必要とされる冷酷さ、不必要とされる人への優しさと甘さ、思いやり。
ビショップはデキる奴だけど未熟だからか?やっぱり優しい。ミュアーと違って1人の女性を本気で愛せるし、命をかけられる。ミュアーに誕生日の贈り物まで用意してしまうのだ。そこが弱みであり彼の良さ。
何年もCIAにいたミュアーにはとっくになくなっていたはずの「人間らしさ」を、弟子は師匠の引退間近に、最後に、彼から引き出すことができたのだろう。いや、実のところ、出会ってから少しずつ引き出していたのかもね。2人の対比がなんとも美しい。セブンを思い出したよ。あれもブラピ!

よく顔が似ていると言われる主演2人が師弟関係にあるのが面白いね。ブラピが若いんだけど、も〜すごいかっこよくって💧アワアワアワしてる。(いつも彼を見るとこうなる)
過去編は長髪めで現時点では短髪めなのでどちらのブラピもおがめます。笑顔が大好きです。レッドフォードはこの時何歳?そして今何歳?いつまでも長生きしてほしいね。

ラスト、2人が再会するところがあればもっと評価あげてたな〜。笑
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