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モード家の一夜のshoのレビュー・感想・評価

モード家の一夜(1968年製作の映画)
4.5
カトリックを信奉する男が、2人の魅力的な女性モードとフランソワーズと同時に出会い関係を築いていく数日を描いた作品。

共産主義、数学的な見解、パスカルなどアカデミックな議論を展開するシーンが印象的だった。覚えた台詞を喋っているのではなく、咀嚼された持論を披露されているような説得力があった。

女性に対する口説き文句は一貫しており、奥手で理屈っぽい点がモードの逆鱗に触れた点は納得いく。

レオニード・コーガンが本人役で登場したのには驚いた。
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