TOTTO

ヘンリーのTOTTOのレビュー・感想・評価

ヘンリー(1986年製作の映画)
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すべての出来事がまったく何の前触れもなく描かれてて不穏すぎる。
黒沢清や北野武みたいに連続の中で起こる突発的な暴力という意味ではなく、「起こっている」あるいは「起こった」ことをただ淡々とシークエンスにブチ込んでくる。説明ナシの無慈悲感がハンパない。
冒頭からバンバン殺人死体が映りまくるのに殺人シーンは中盤に差し掛からないと出てこないし。
映さないことが怖い。それでラストの戦慄が際立つ。
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