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仮面ライダー THE FIRSTのtakeboukiのレビュー・感想・評価

仮面ライダー THE FIRST(2005年製作の映画)
3.3
シン・仮面ライダーの予習として視聴。敢えてしてるのかと思うほどのわざとらしく臭い演出や棒演技。初代のオマージュも入っているようだが、病院の2人のせっかくの悲劇性なんかも、上記のこともあって見ていて間が抜けてしまった。もっと人物の掘り下げがあると共感できたかも。戦闘シーンはかっこいい。特に1号と2号で背中合わせで戦うシーンなどは。センターアップマフラーは時代を感じさせる。

他のユーザーの感想・評価

メタ

メタの感想・評価

3.3

蘇る仮面ライダー。

レビューし忘れ。

ライダーのデザインはかなりかっちょいい。シンの方にも、色々共通点あるよね。

デザインやアクションは、特撮としてかなり楽しめる一作。

全体的には惜しいけど。

THE NEXTの方は、いろんな意味で特徴ある作品なってるから是非見てね
千里

千里の感想・評価

2.9
恋愛映画

「シン・仮面ライダー」公開中につき絶賛ハマっているので、気になっていた本作もアマプラレンタルでチェック。んー、、この時代の平成映画のよくない面が目立つ映画だったかなと。

「シン・仮面ライダー」が初代仮面ライダーを"令和の技術で描いた"とすると、本作は初代を"平成の時代としてリメイクした"作品だったなと。微妙にニュアンスが違うのがポイント。この時代によくあった恋愛要素を入れるのはまぁいいとしても、ショッカー側の恋愛パートにかなり時間を割いた割には終盤あっさり過ぎたので、ショッカーに入って従うまでの過程ももうちょっと掘り下げて欲しかったかなと。あまりにあっさり過ぎて必要あったのかなとすら思えてしまう。一文字の立ち位置とか本郷との関係性とかも浅過ぎてうーん。。

テンポも悪く、アクションもいまいちテンション上がらずで見応えはなかったかな...。。一応ネクストも観る予定。
「いまこそ観ようぜ!」という気がしなくもない。参考文献的に。あくまで参考文献的に。
tk

tkの感想・評価

5.0
初代リメイクはTHE FIRSTが至高!!
数年ぶりに観たが、間違いではなかった。
バイクの轟音とメインテーマ。
現代風のスーツやバイクにアップデートしてはいるが、漫画版の石ノ森ライダーが生きている。
自然の守り手という原作のテーマ。
全く色褪せていない。
こーいうので良いんだよ!!
本郷猛は水の結晶を研究する細身の優男。
流血するバイオレンスはないが、圧倒的
超人である。
なんなら怪人とも思われかねない、高所からの着地。実にバッタらしい。
人を助けようとしても不器用な本郷。
死神博士、幹部、改造施設。
悪の秘密結社?
よく分からないけどヤバそうな敵がいい。
これくらい単純な方が良い。
何かとライダー世界に所縁のある、ISSAスターシステム。好き。
ワイヤーアクションで重力とか打撃の威力を魅せるのがうまい。
バイクアクションも初代がやりたかったであろう、アクロバティックを決めていて気持ちよく、何より凄くカッコいい。
パンチ(力)の一号、蹴り(技)の二号。
キザ男だけど憎めない、一文字隼人。
マスクの色もキャラクターも本郷とはっきり違っていて外見も識別しやすい。
暗闇で光る目も非常にアイコニック。
本郷と一文字の掛け合いも熱い。
ライダーと同じ系統だとわかる怪人の造形も印象的。
クモ、コウモリは中の人が秀逸。
もっと活躍を観たいくらいに良い。
あとウエンツ瑛士。
この時から泡になるシステムなのか。
記号的なデザイン性の高さも含め、堅実な部分は創り手の真摯な姿勢が垣間見える。
エンドクレジットで神谷浩史?!と思ったら、タクシーのラジオでDJしていた。
お便りが可愛いくてほっこりw
90分でこれだけの密度の物語を紡げるのだから、後の時代に初代リメイクなんてやらないよなぁ、まさか...。
「仮面ライダーで冬ソナをやる」(プロディーサー談)のも、一号、二号の関係性と絡めて、なかなか悪くない。
懐古主義もいいけど、リメイクってのは最新の技術を駆使して新たな文化を生み出すことだよなぁと思う。
初代の精神を継承しつつ、時代に合わせて磨きをかける。
それこそが
変わるモノ、変わらないモノ。
そして、変えたくないモノ。
じゃないんですかねぇ?
この映画ですでに確立されていた演出が多々あり、似たようなことをやっても結局は二番煎じになるだけだと痛感。
しかも今作、2005年というから驚き。
ストーリーと役者のレベルは最低だが、アクションシーンはシン仮面ライダーより良い。
くろお

くろおの感想・評価

3.2
シン仮面ライダー観た後、「正直、FIRSTの方が面白くね?」って思ったのもあって見返してみたが、流石にそんな事は無かったか…。
だいぶ前に見た切りなんで美化されてたかも。
全体的に漂うトレンディドラマ感が正直謎だし、展開もツッコミどころだらけ。
ウェンツパートはもう少し上手くやれれば悲劇性がもっと高まったろうに残念。
ライダーやバイク、怪人のビジュアルはこっちもなかなかだし、特撮風ながらもアクションは頑張ってる。
トドメがきりもみシュートなのも熱い。
『シン・仮面ライダー』を観たので文脈を遡るべく鑑賞。ストーリーや描写自体はテンプレートの嵐で特筆するべき点はないが、仮面ライダーが仮面ライダーたる所以がしっかりと描かれており、確かにこれを観れば”シン”を批判する仮面ライダーファンの気持ちもわかる。冗長さを避けるために文脈補正をしない”庵野らしさ”を持ち込んだ”シン”は、「仮面ライダーファン/庵野ファン」どちらの視座で観るかでかなり評価が変わる作品だと思う。
案外、こっちがシン・仮面ライダー
アクションとライダーデザインは勝ってる
pasterisk

pasteriskの感想・評価

3.1
2005年公開当時、劇場に足を運んだ本作。『シン・仮面ライダー』を観た感情の後始末的に再鑑賞。
クリス

クリスの感想・評価

3.5
シン・仮面ライダーを浄化目的で再鑑賞❗

改めてこちらの方がちゃんと仮面ライダーを再構築していてショッカーの目的も秘密裏で世界征服という野望がちゃんと描けている感じ。

本郷がショッカーに改造されて人知を越えた能力に戸惑いながらも美しい物を守る使命感に燃える姿は、ストーリーが追いやすい☺️

対する一文字が何故、信彦と瓜二つな関係性とかキャラクターが軟派設定なのかという疑問は放置されて明確になってなかったかな……

しかし改めてリブート作品としてはなかなかの出来だと思うし改造人間の悲壮感も巧みに描いてたがラブストーリーのスパイス演出がちょっと下手な印象……

ライダー側のエピソードと怪人側のエピソードが交互に挿入する構成が求心力無いのと怪人側の悲哀物語がストーリーの主軸にあまり絡まないのでかなり不要‼️

やっぱりリファインされた1号・2号のデザインがメチャクチャカッコいいしアクションシーンも仮面ライダー初のワイヤーワークとCGを極力避けた生身のスタントの連続で高揚感満載だし戦う前にそれぞれ変身ポーズが挿入されるのが素晴らしい🎵
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takeboukiさんが書いた他の作品のレビュー

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3.5

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