takeboukiさんの映画レビュー・感想・評価

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大怪獣ガメラ(1965年製作の映画)

2.7

初代からガメラの設定はオカルト成分強め

特徴的な鳴き声とか回転飛行など1作目にしてもう完成している

人生タクシー(2015年製作の映画)

3.3

世間的な倫理と、個人の倫理の葛藤

さすがにこれをドキュメンタリーと言い張るのは無理あるだろう、ほぼ全部仕込み、検閲も宜なるかな
そんなわかりやすい主張が強すぎて少し苦手

2人のお婆さんが印象深い
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彼女が消えた浜辺(2009年製作の映画)

3.7

恋愛て一方通行では、当たり前だけど成立しない、双方向のもの、どんなに「いい人」でも恋愛対象になるかはまた別の話

それが実らないからといって男のジェラシーは見苦しいが、それを女性の名誉を守ろうと周囲が
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希望の灯り(2018年製作の映画)

3.9

ブルーノのくだりが印象深い
間近に居るのに遠い人間関係
クリスマスパーティは一緒にするけれどお互の家族までは知らない、その程度の親密度
1人の孤独さを知りながらも、他人を遠ざけ、孤独を深める
相反する
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帰れない山(2022年製作の映画)

4.0

頂きの親友の傲慢にも思えてしまう物語
好きに生きて死ねたのなら本望ではないかと

頂きを巡る人生に肯定も否定もしない、そんな話

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

4.1

大衆娯楽映画の傑作、ドラゴンボールや北斗の拳、男塾を読んでもあの頃と同じように燃えることができなくなってしまった人にオヌヌメ

評判よくて、ずっと見たいと思っていたが劇場へは都合が合わず、やっと見られ
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ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)

3.6

フィラデルフィアにいてこそのロッキー
カリフォルニアになんか行くんじゃなかった

ちゃんと原点回帰してる
3とか4よりはるかに面白い
元いた場所に帰る、それだけ
闇格闘場で賞金稼ぎしてた頃と本質的に何
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ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

2.4

一番の見どころはジェームズ・ブラウン
試合よりもこっちを見せろと思うほどに成り下がっしまっている

『hearts on fire』は名曲、ザ·80年代

アポロはいくら自分に引きつけるためとはいえ、
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ロッキー3(1982年製作の映画)

2.5

お利口さんになってしまったロッキー

1と2からキャラ変わりすぎてもはや別人

ヘルメット投げつけてバイクで走り出すシーンが好き

吹っ切れたかと思いきやその後もずっとウジウジ、なんだかなぁという展開
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ロッキー2(1979年製作の映画)

3.7

奥さんの愛さえあれば百人力

病院からトレーニングのシーンの興奮が激アツ

下がって上がる盛り上がりが最高

シリーズで1番好きかもしれない

ロッキー(1976年製作の映画)

3.5

アメリカへ行ったらフィラデルフィアに行きたい

最近なんだか煮詰まっていたので久しぶりに視聴、少し元気でた

ミッキーとの師弟関係は激アツ
辛酸を舐め続けてきたロッキーだからこそ、未練がましいミッキー
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岸辺露伴は動かない 懺悔室(2025年製作の映画)

3.1

ボップコーンを食べながら鑑賞しよう

鬼気迫る演技が荒木飛呂彦の過剰さに通ずる

是非ともシリーズを継続してもらいたい

タンジェリン(2015年製作の映画)

4.1

ショーン・ベイカー監督関連4作目

傑作

「女」ではなく「オンナ」の戦い

母親と亭主との板挟みのお母さんが「女」として一番辛そう

ジェンダーとかそんなしょうもないことガタガタぬかすな、人はどこま
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.0

ショーン・ベイカー監督繋がり3作目

一番の軸は主人公一家と、横流ししてくれる一家との対立、どちらが正しいとかではなく虚しい

社会で生きていく以上、現実問題として、最低限守らなければならないモラルが
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.2

『アノーラ』の監督の過去作ということで視聴

そこはかとなく流れるユーモアは相変わらず

隣の家の兄ちゃんが印象的
承認欲求強め
上っ面だけの主人公を慕うものの裏切られる
それに対して主人公が全く罪悪
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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

3.6

金で買える幸せは足が早いで〜

英語とロシア語の掛け合いが印象的
2人のたどたどしさが軽薄さを余計に強調する

室井慎次 生き続ける者(2024年製作の映画)

1.9

踊るではなく室井映画、いい意味でも悪い意味でも

わざわざ2本立てにする必要があったのか疑問、かったるい、過去作に絡めたギミックは本当に必要だったのか?

キョンキョンなんかより室井さんの方が警察に祭
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室井慎次 敗れざる者(2024年製作の映画)

2.0

一番の見所は、新城さんの変貌ぶりと哀愁、恨み節にゲラゲラ笑った、『死ぬ程勉強した』人は言うことが違うわいと

心に染みるキムチラーメン、カエル急便を見るとドキッとする

さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち(1978年製作の映画)

2.8

これは確かに悲しすぎる、唖然として口ポカーンとしたが、個人的にこれはアリ

初代テレビ版を視聴したので鑑賞

これが機動戦士ガンダムの1年前という感慨もあり

突入シーンなんかはデス・スターぽいかなと
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

2.0

一般にネタにされているレベルには分かるが、埼玉や特に千葉なんかのローカルネタについていけない所があった前作

今回は自分の住んでいる関西が舞台で期待したものの

ド直球のステレオタイプな県民ネタに見て
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

2.1

アクション寄りで残念

現大統領の行き着く最悪の結末かなと

途中服を買いに立ち寄る街や農村の話がリアリティあって好き

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.0

アラサーにグサグサ刺さる

今この映画作ると、もっと病むんじゃなかろうか、SNSなんかで

結局は親友に救われた、リアルな人間関係こそが救い、痛々しくてもホームパーティに呼ばれるだけマシとすら思えてく
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

3.0

安定した面白さ

キャラ増えてきて世界観が広がる

敵の池松壮亮が魅力的

イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.8

「俗物」一家の悲哀

ひどい話ではあるが妙なユーモアで救われる

特に兄の方に感情移入してしまい、「昔はもっと感情豊かだった」と言うシーンが悲しい、そうさせたのはアンタら両親だよと

妻と夫はお互いに
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ラストマイル(2024年製作の映画)

2.5

言いたいことは分かるが、復讐する相手が違うだろと

そこはかとなく流れる踊る感

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

1.5

スタイリッシュさを楽しむ作品なのか

共通体験がないので全くリアリティは感じられず

自分の肌には合わなかった

ユアン・マクレガーは顔見ただけでわかる特徴的

エンディング曲が死ぬほどカッコイイので
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.9

ユーモアと愛情に溢れる傑作。

『人は理屈を離れ心から人を愛することができる』人生肯定映画。

昔、給食を食べられずに昼休みも教室に1人惨めに残されたことがある、それでも結局最後には無理やり水で流し込
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サンザシの樹の下で(2010年製作の映画)

2.7

赤は生で、白は死のイメージ。

この映画で勉強したこと『下放』。毛沢東はいい意味でも、悪い意味でも破壊者だったんだなと、殊に農村においては。

ヒロインのチョウ·ドンユイは華々しさはないけれど、素朴で
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劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師(2024年製作の映画)

2.7

土井先生強すぎて笑った、オレの知ってる忍たま乱太郎じゃない、いい意味で。

シリアスとコメディのバランスがいい。よっぽど忍術学園側がシリアスで、ドクタケ側はコメディ。

忍たま乱太郎はほとんど観たこと
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

3.8

傑作、これと戦国は別格。世間が万博で鬱陶しく思い出して視聴。

子供の頃は何の気なしにゲラゲラ笑いながら見ていたが、前半はかなりホラー。20世紀で一括りにしているが、組長なんかの世代とヒロシの世代と紅
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

2.5

メタにメタを重ねたメタメタ映画。

ドキュメンタリー風であり、カメラという「キャラクター」の一人称視点でもある、てんこ盛り。

関心領域(2023年製作の映画)

3.7

21世紀令和の現代でさえ、「自分さえよければいい」という自己中心的な考え方には多くの人がその良心から反対するだろうが、自らの生存や快楽が天秤にかけられると容易に受け入れてしまうかもしれないし、それを声>>続きを読む

リトル・ワンダーズ(2023年製作の映画)

3.9

「汝は騎士か、それとも従者か?『火』の謎を解きうるか?」火とは魔女っ子ペタル?それともアリスの乙女心で思春期の恋愛ものなのか?

前半は傑作。のめり込んだものの、捕まってから大人のリアルと交錯してから
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

2.6

「振り返ってはならぬ」
オルフェウスの解釈面白かった

籠の鳥は終いまで籠の鳥
それでも心だけは自由でありたい

19世紀かと思ったら18世紀らしい
扱ってるメンタリティは現代だが、
舞台はまだフラン
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