マツモトタクシー

たまの映画のマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

たまの映画(2010年製作の映画)
4.0
今泉力哉監督作品

たまの映画となっているけどたま時代よりも解散後の元メンバーの活動が中心
今も色々な活動されているんだなぁ
石川さんのフランス公演はTVでみかけたことがあった📺

昔、故郷でレコード屋のアルバイトをしていた頃そこの店長が色々と詳しい方で古いフォークなどを教えてくれた
バンドブーム前夜でインディーズを店内に置くことになりナゴムやその他色々と入荷した
3年後位にCDに代わるがまだLPやカセットテープがメインだった

当時、劇団主宰のケラリーノ・サンドロヴィッチさんがケラという名前で有頂天というバンドを率いて活動する傍ら自主製作レーベル、ナゴムレコードを立ち上げていた

そこから発売していたのが「電気グルーヴ」の前進「人生」や俳優の田口トモロヲさん率いる「ばちかぶり」、「筋肉少女帯」などクセの強いバンドが多くその中に「たま」もいた
黒いクロマティーという曲が印象的だった😁笑

店長は自分達でフォーク・ミュージシャンを自腹で呼んだりしていた
加川良さんを毎年呼んでいて一度会わせてもらえたこともあった
故郷に海南にという町があり(全国の鈴木姓発祥の町😁)駅前のカウンターだけの10人も人が入ると一杯な店に店長達が呼んで「たま」が来店し演奏してもらったことがあった話を聞いていた

時は流れイカ天出演からブレイクして「さよなら人類」が大ヒット❗
ツアーで再び和歌山にこられて今回はコンサート・ホールでの演奏で僕も観に行っていた🎫

MCの合間に
「実は全然売れてない頃ここから10キロ位行ったところの海南で演奏したことがあってその節はお世話になりました」と話した
その時の多分店の人だろうレスポンスで
「どういたしまして❗」と叫んで場が和んだ☺️
律儀だなぁと感じた👍

友達の奥さんは東京の方で知久さんの大ファンでよく観に行かれていたそう
必ず道に迷ってしまうのでファンの方達が駅で待っていてライブハウスやカフェまで連れて行くという☺️

とっても人柄が出ている「たま」の人達
そしてこの人達がひとつのバンドに集まっていたという奇跡😁

柳原さんが出演されなかったのが残念です。。