あの伝説の!と言う程でも無いが、かつて話題となった「たま」のバンドメンバーについて語られるドキュメンタリー。
人気番組「イカ天」のコンセプトにピタッとハマったことから、一躍話題のバンドとなったが、ヒット曲が持続することは無かった。
大槻ケンヂが言っていたコメントが、素直に頷けた。残念ながら「たま」は、万人受けするバンドではない。それぞれに強い個性があり、芸術的要素の高いバンドだ。一見、無茶苦茶のようで、アート的なセンスの追求を感じた。
歌声を聞いた時は、そうそう、こんな歌声だったと中学生の頃を思い出した。
欲が無く、とりあえず音楽で生きていることに幸せを感じられているようで、今後も、のらりくらりと歩むことだろう。
しかしながら、昨今の新型コロナの影響で、ライヴハウスは大打撃な状況なだけに心配だ。