夏目誠也

アポロ13の夏目誠也のレビュー・感想・評価

アポロ13(1995年製作の映画)
4.0
結末は分かっているのに感動してしまう。不可能だと考えられていたことが可能になる瞬間を目撃すると一瞬でこれまで費やしてきたであろう努力や苦労が頭をよぎる。大勢の人が喜ぶ姿は美しささえある。人間に不可能なことはないのではないかと思える実話でした。

大きなミスは小さなミスの積み重ねとも言うよね。この事象だと一つの小さなミスが原因だったけど、あたかも運命であるかのようであった。いつの時代も人間の課題はどれだけエラーを無くせるか。エラーが無くなれば成長につながる機会なんかも減ってしまうだろうけど、エラーが許されない世界はある。

たまに宇宙について考えることがある。宇宙から見た自分なんてちっぽけな存在。悩み事なんか吹き飛ぶし、生きていること自体にワクワクできる。

輝く人の影には凄腕の尽力者がいる。
極限状態からはじまるクリエイト力。
危険回避の判断で迷ったら引く。

この映画から学び取りました。
夏目誠也

夏目誠也