むらはや

1999年の夏休みのむらはやのレビュー・感想・評価

1999年の夏休み(1988年製作の映画)
4.0
色んな意味で見応えのある映画でございました。
予告編を見て気になっていたこの作品が阿佐ヶ谷で上映していたので見てきました!

おそらく全寮制の学校が舞台で夏休みの帰省の関係で少年たち4人だけで寮で過ごす夏休みの物語。
あらすじ読めばわかりますが、なんのためらいもなくボーイズラブの映画でした。

この映画、少年役を全員女性が演じるという宝塚的な手法をとってるというのと、あの金子修介が監督なので、学校での日常なのにファンタジー感があって、なんとも言えない繊細なトーンに包まれています。さすが金子監督!予告編見ればなんとなくご理解いただけると思います。
キャストも4名だけで、その4人の心情だけで構成したストーリーになっています。
なんかそれぞれのキャラクターもよかったし、衣装が抜群によかったな〜。スタイリストと監督天才だわ笑
これ本物の男子がやってたら見てらんなかった感は否めませんが、個人的にはクオリティの高い映画だったと思います(色んな意味で)。とくに深津絵里の少年役は貴重です笑


こんな映画があったんすね!ひと夏の物語感、ノスタルジック感すごいです!個人的にはオススメの映画です!!



※湖畔でやる花火には繊細さのかけらもなかった笑