トムトム

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗のトムトムのレビュー・感想・評価

4.5
午前10時の映画祭にて鑑賞。
まずその画面の綺麗さに驚いた。「七人の侍」もヒマを作って観ておくべきだった。

とにかくエンターテインメントの極致。
セルジオ・レオーネ独特の極端なクローズアップに耐えられるイイ顔をした俳優が目白押し。

いい奴クリント・イーストウッドのカッコ良さに痺れ、悪い奴リー・ヴァン・クリーフの渋さにやられた。
しかし一押しは汚い奴のイーライ・ウォラック演じるトゥーコ。
そのバイタリティとチャーミングさで憎めないキャラ。
墓地を嬉しそうに駆け回るシーンは素晴らしい。

とにかく3人のキャラが立っているので3時間の上映時間も気にならなかった。
橋をめぐる戦いのシーンはストーリー上要らない気もするがその迫力は現代の目で観ても驚く。

ラストの三つ巴の決闘シーンはモリコーネの音楽も相まって血圧が上がる程興奮した。

セルジオ・レオーネとエンリオ・モリコーネが小学校の同級生という話を何処かで読んだ気がするがスゴイ学校。
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