続・夕陽のガンマン/地獄の決斗の作品情報・感想・評価

「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」に投稿された感想・評価

いの

いのの感想・評価

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えへん。
前2作に比べ、スケールがたいそう大きくなって、馬の数も大砲の数も桁違いに!
最近になってようやく、この「ドル箱3部作」を観始めたばかりだというのに、この映画を観ながら、「レオーネ監督、ホント良かったっすね!」などと、なにげにエラそうに感慨深く思ってしまうのも、金欲と生存本能のおもむくままに生きているトゥー子に、たいそう影響を受けたからだと思う。




悲惨な南北戦争
おびただしいまでの墓所の数
そこにモリコーネ大先生の 情感たっぷりの音楽
探しものは何ですか 見つけにくいものですか
その 見つけにくい探しものを求めて
走る走る 俺たち(の代表トゥー子)
流れる汗も そのままに
そしてそのトゥー子に伴走して
走る走る 俺たち(のカメラ)
いつかたどり着いたら
金貨のありかも わかるだろう
圧巻の 胸が熱くなる場面でした
あなたから私への 愛のサインは
それはそれは 奥ゆかしく 泣けました


それから、この映画は「善玉」と「悪玉」と「卑劣漢」の物語だということですが、「大クソ野郎」と「大大クソ野郎」と「大悪党」の物語だということもできます。誰がどれにあたるのかは、よく考えてみないとわからないです。はい。



さあ、このクソみたいな世界を、わいもまだまだ生きるぜ!



おことわり
許可を得ず勝手に3曲の詩を混ぜましたbyトゥー子


(これから、黒い心が出てきた時には、なんでもトゥー子のせいにして生きてゆきます笑)
作品の、というより西部開拓時代の話。
最近、「大草原の小さな家」の作者ローラ・ワイルダー関連のニュースを見て、ドラマの再放送を昔ちょいちょい見てたなぁと。で、西部劇もたまに見たくなるのは、この開拓時代の、現実に存在した(誇張はあるにしても)説得力のある現代から見た場合の一種のファンタジー感に惹かれてる様に思ったりするのです。
イーストウッドとリーヴァンクリーフの邂逅のさりげなさ、3人が接近と別離を繰り返す話運びが良い。ラストの三つ巴の決闘も最高。
rollin

rollinの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

“空を真っ赤な血の色に、そめて夕陽が沈む時、あのさすらいの口笛に、死人の臭いをかぎつけた、ガンを片手のまよい犬!”


アァアァア〜♪( ´0`)
かつてないゴージャスなタイトルデザイン!ポップス編曲家、クラシック研究家、そして前衛音楽家としてのモリコーネ先生のキャリアが結実して生み出されたクレイジーなテーマ!作品のスケールアップとともに、モリコーネ先生の楽曲も実に豊かな表情を見せます。

◯『ウエスタン』に繋がる三人の刺客による襲撃。ガラスを突き破って登場するのは、イーライ・ウォラック演じる犯罪のデパート【卑劣漢】トゥーコ!!骨つきチキンは死んでも離さない!

◯黒光りマシマシ、強引に相席するリー・V・クリーフが演じるのは【悪玉】センテンサ!またの名をエンジェル!またの名をヴァルチャー!多いな!

◯首吊り縄を撃ち、賞金首を再利用するという斬新なビジネスに活路を見出す【善玉】ブロンディー a.k.a. C・イーストウッド!


とにかくトゥーコの物語である。
レオーネ監督作品初の真正面からユーモアを狙ったキャラクター。首から紐でコルトネイビーを下げるかわいらしさ。善でも悪でもないグレーな人間臭さは、この作品を牽引する強力な馬力。普段はベラベラ喋るけど、銃の腕は抜群。決めるときは決めるというギャップ。トゥーコの入浴シーンは女性の演出が苦手と言われたレオーネ監督の自虐的ユーモア。いや、むしろヒロインか。

1870年代以降が舞台の前二作から遡って南北戦争の史実を絡めた浪漫要素。『荒野の用心棒』の実に6倍、『夕陽のガンマン』より倍に増えた予算による南北戦争時代のダイナミックな戦争アクション。カルロ・シーミの美術も集大成的な完成度。伝説の橋の爆破シーンは何度観てもハラハラするし、北軍の制服は改めてハン・ソロだ。

トゥーコが訪れる銃砲店のショーウィンドウに飾られている印象的なパーム・ピストルや豊富な銃器の数々からも予算の潤沢さは十二分に窺えますな(ここでも監督はジイちゃんで笑いをとる)。

トゥーコが兄貴と再会し、それが友好的だったとブロンディーにうそぶく場面のやるせなさ。捕虜収容所で拷問を受けるトゥーコと、音楽家たちが演奏する「兵士の物語」の(オーバーなくらい)エモーショナルな対比。
脱皮するんちゃうかくらい壮絶に干からびてしまったブロンディーは、収容所を抜ける頃にはすっかりローハイド・スタイルwithポンチョの馴染みの意匠(衣装)を取り戻す。死にゆく兵士たちを看取る眼差し‥レオーネ監督の極限大写しの応用はこんな場面にも。

「黄金のエクスタシー」をバックに疾走する狂熱のトゥーコ。そして最後の円形闘技場でのロワイヤル。ドル三部作を締めくくるに相応しい、死と欲望が描く巨大なサークルの中心。
前作の印象的なオルゴールの音色を引用しながら炸裂するモリコーネ先生のテーマ。二挺のコルトネイビーと、一挺のレミントン・ニューモデルアーミー(グリップの汚し!)。時代はパーカッション。クリーフとイーストウッドのGUN光に挟まれるウォラックのひょうきんな顔。これが地獄の決斗だ!!

(スケジュールの都合で『サッドヒルを掘り返せ』を観逃したことを、おれは一生悔やむんだ!囧)


Il BUONO,
il BRUTTO,
il CATTIVO

「生きるために死ぬほど働くのはバカげてる」byトゥーコ(with the wind!)
食パン

食パンの感想・評価

4.3
カッコイイの三乗!!この映画、イーストウッド主演の王道マカロニ・ウエスタンと思ったら面食らう。イーライ・ウォラックが主人公のアクション(コメディ)だったよ!!なんだこれ!

哀愁漂う音楽とトゥーコのとことん無様な生き方、格好良いブロンディのギャップで、どっちも好きだー!!ってなる。

濃いおっさんのクローズアップと背景映したロングショット。ONE PIECEでも尾田っちが多用する構図。尾田っちは時代劇や任侠映画に影響されたと公言しているが、構図に関しては大元にセルジオレオーネの影響があるんじゃないか、とひっそり思ってる。
Guy

Guyの感想・評価

3.5
クリントイーストウッド至上最も壮大でコメディックでファッキンクールな大傑作。
ゲッティウエスタンの最高峰にしてタランティーノの教科書でもある今作はThe Good The Bad The Uglyのクレジットにブッ痺れるのに邦題が最悪。
元来の型をぶち壊したこの作品をウエスタンって言って良いのかわからないけどマイベストウエスタンも勿論今作です。
レオーネの超大作を観ると1日が潰れてしまうけど今作もまた何回も見ないと気が済まない部類の1つ。
Son of a B-a↓ a↑ a↓ a↑ ah〜♬
綿木

綿木の感想・評価

1.5
なんか、長くて見るの疲れちゃった🌚
最後の決闘のシーンとか、橋爆破するシーンとか好きだけどね😇

トゥーコがお兄ちゃん好きなのかわいい
nerdmatic

nerdmaticの感想・評価

5.0
この一本を鑑賞する事は、
ジョージミラー、ホドロフスキー、タランティーノ、イーストウッド監督の映画を観たことに等しい。

66年の映画には到底見えない大娯楽映画。

音楽と爆破と役者,アクションがありきたりな言い方だが最高。最高です。

モリコーネ、レオーネ、イーストウッド…の荒々しく若さ溢れる映像美に打ちひしがれる。
dude

dudeの感想・評価

4.1
全編かっこいいし楽しいが、絞首刑、戦場、墓場など常に死のイメージが付き纏うところが印象深かった。家族に歓迎されたと語るトゥーコにしろアル中の大尉にしろ、虚勢の裏には深い悲しみが見える。罪人の首にかけられた縄は切られ墓は暴かれ天使は殺されるが、それをヒューマニズムとしてやっていて強調されまくるレッテルも自ずとはがれていく。
あの有名な場面、カメラは黄金を求めて狂うイーライ・ウォラックの姿を追いかけず、上へ上へとズームアウトしていき、お宝の埋まっている墓場の全景を映す、これをゴールドラッシュ時代が生み出した西部劇の夢と言わずして何と言う
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