このレビューはネタバレを含みます
【若過ぎるねーん】
ドラマほどの感動や、面白さはなかった。
この映画は、高齢となった綱吉との絡みが、
1番の観どころなのに・・・・・
菅野美穂、キレイ過ぎるねーん。
若過ぎるねーん。
どう見ても、ツキノモノがなくなった女性とは思えない。
そして、右衛門佐。
有功とタイプが違って、とっても野心家・・・なハズなのに、
結局、どこがどう違うねん・・という位、
有功と同じタイプに見えて、ドラマとあまり変わらない感じ。
ドラマほど時間を掛けれないから仕方ないけど、
もうちょっと、二人の関係を丁寧に描いてくれてたら、
良かったかな・・・。
あまりにも、アッサリし過ぎてて、長年隠してきた愛の告白も、
イキナリ感が拭えない。
年をとった二人が結ばれるシーンも、
もうちょっと、ロマンチックな感じに仕上がらなかったもんかな~。
あとは、西田敏行にわろた~。
ってかさ、あやつ、
有功の教えを、全く、踏襲しとらんやないかー!!と思った(笑)
菅野美穂は、それほど好きではないし、
演技派女優か~??という印象ほどでしたが。
綱吉・・・良かったです。
女将軍として、娘を失っても、強く生きなければならない。
虚勢・悲哀・諦め・孤独
あらゆる感情うごめく綱吉を、演じ切っておられました。
それだけに、最後の、笑顔が、いつまでも心に残る。
残るけど・・・・・
だから、
若過ぎるって・・・・。