ダミアン君に恋してる

カンパニー・マンのダミアン君に恋してるのレビュー・感想・評価

カンパニー・マン(2002年製作の映画)
3.6
産業スパイとなった平凡な男が記憶の迷路をさまようSFサスペンス・スリラー☆

さすがヴィンチェンゾ・ナタリ監督お見事~!って事なんだけど、本作は1回観ただけじゃ難しい。

シンメトリーな景色に、キューブ型の物体。どこか奇妙な画づくりに個性を感じる。これぞ監督のカラー♪

トリックのまたトリックの…

複雑なストーリー展開に混乱し、主人公みたく頭がおかしくなってしまいそうで、この"混乱の疑似体験"こそが本作の醍醐味かつ製作陣の狙いかもしれないと思ったら可笑しくて、その効果あってか、心地の良い諦めと共にオモシロみさえ増して感じられた。まんまとハメられた感があったね。

主人公役ジェレミー・ノーサムさんの別人になれるカメレオン俳優ぶり(監督もここを褒めてた)が大変魅力♡色々な表情を見せてくれて惹き込まれた。メガネしてる時と外した時の雰囲気がコロッっと変わるのとか、低めのVOICEがこれまた素敵で…とっても好きっ♡

そしてお待ちかね!満を持してご登場のデヴィッド・ヒューレット様!!! ド派手な登場の仕方にちょ~笑ったぁ!!なにアレ~!!彼は必ず私を笑わせてくるんだけど何も~ぅwww
お久じゃんヒューレットさまっ♡…って私のプロフ画像のとこにいつもいるけどね☆ホントにどこまでも果てしなく面白い人だなぁ~相変わらず彼にはツボりまくる(笑)

本作は監督が言うように、他の作品には無いような凝りに凝ったテイストのスパイ映画となってる。そのサイケデリックな構造に酔いしれたら楽しめること間違いなしだねっ♪

もしかしてこれ、1回目より2回目の方が楽しめるんじゃない?

魔術師ナタ~リの摩訶不思議なラビリ~ンス♪

*☆Keyword*☆
『Pon Pon CUBE ➰□➰□』