ジャーボウの「皆、貧しい地区の出身で〜」にしみじみ〜。何でアンタが?みたいな人も居るが、監督(ちなみにフランス人女性)によると取材中の出会いも有り〜との事。サーストンはいい加減(G.G.アリンみたいな)パフォーマンスにウンザリしてたらしく、言うてアートスクール落ちのインテリ風情でその辺が彼の限界かと。計らずも?成功してしまったR.カーン、いつものノリでよく喋るリディア・ランチらとは、対照的にボソボソ青白い顔で面倒そうに喋るニック・ゼッド。どう見ても、不眠症か心の病を抱えた人物、もしくはヤク中にしか見えないのだが、一番シーンを的確に捉えていたような。ジョン・スペンサーが監督してたなんて知らんかった(しかもプッシー・ガロアより前)。色々な意味で貴重な映画の断片もたっぷり(無修正で)観れるので満足感はある。