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The Hireling(原題)
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『The Hireling(原題)』に投稿された感想・評価

Omizu
3.3
【第26回カンヌ映画祭 パルムドール】
初Mark!カンヌ映画祭で『スケアクロウ』と最高賞を分け合った作品。日本では劇場未公開。

労働者階級の男が貴族階級の女性に恋する物語。上流階級向けタクシーの運転手には007の悪役や『わが命つきるとも』で知られるロバート・ショウ、貴族の女性には『欲望』『戦場の小さな天使たち』のサラ・マイルズ。

ジョセフ・ロージーみたいなことをやろうとして失敗しているという感じ。一つ一つが悪いとは思わないけど、上手く噛み合っていないというか。

実際サラ・マイルズは『召使』や『スチームバス 女たちの夢』といったジョセフ・ロージー作品に出演していて、意識していることは間違いないと思う。

ジョセフ・ロージー作品ってすごく特殊でかなり高度なことをやってると思うんだよね。話はかなり異常なのにそう見せないというか。

ロバート・ショウ演じるレッドベターが結局一方的な思いに終始していて、フランクリン夫人の気持ちを鑑みることがないのが一番問題だと感じた。フランクリン夫人の精神的問題があまり活かされていないのもどうかな。

ジョセフ・ロージーの『恋』にしろ『召使』にしろ、得体のしれない他者との曖昧な関係がいつしか恐ろしいことになっているというのが面白いところなのだが、本作はその「曖昧さ」が抜けている。

サラ・マイルズの序盤の演技はなんとなく精神的に不安定な感じがとてもよかったが、後半は普通の上流階級の女性になっていてもったいない。ロバート・ショウはいいんだけど、最後いきなりオーバーアクトになってしまって興ざめ。

悪い作品とは思わないけどすごくもったいないと感じた。