メッシ

チャンピオンのメッシのレビュー・感想・評価

チャンピオン(1949年製作の映画)
3.4
何にもなれず燻る男がボクシングに出会い、成功と引き換えに苦悩していく話。
カークダグラスのチンピラ感溢れる面構えは今作でも映えている。イっちゃってる目付きがチンピラ、ボクサー、やさぐれというキーワードにピッタリでナイスキャスティング。成功を掴んだものの、大事なものを削ぎをとしてしまい、大きな力に利用もされ苦悩する。自業自得、分不相応といえばそれまでだけど、チャンピオンもツライよ。
ただいかんせんボクシングシーンがチープすぎていただけない。チャンピオンシップであんなスローな大振りが当たるもんか。映画とはいえソコをシッカリ描いてこそだと思う。
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