ゆっきー

悲愁物語のゆっきーのレビュー・感想・評価

悲愁物語(1977年製作の映画)
4.5
超絶大傑作!
しかし、意味が分からない!! 狂ってる! やばい! ジャケに騙されるな! 白木葉子のサインを包丁で「料理」する江波杏子!ぱねぇ! 弟こうぇぇぇええ。 ピストル作ってると言うシーンで「これはやばい」と思ったが!

江波杏子が原田芳雄の車に惹かれるシーンも、異空間にワープして、妙なライティングがあたりつつのスローモーションで、江波が回転。狂ってます。

結局、映画の中でドライバーは本来の用途よりも撲殺道具として使われることが多いということを証明した!
あと、白木葉子宅にご近所さんが集まり、狂乱のシーンもあーくるってます。

この映画がヤバいのは、主題とかまるっきり放棄してるとこだね。スポ根なのか男女の愛なのかストーカーものなのか弟の姉への情欲なのか、それぞれが混じって一つの作品として完成されてるのではなく、ぶっきらぼーにぶつ切りに表に出ては次のテーマへバトンタッチしていく。
ゆっきー

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