メロディに合わせた早いカット割り。そしてライブシーンに多くの時間を割くバランス、それはまるで80年代のミュージックビデオを見ているかの様な楽しさがある。
楽曲に関しても今聴いてもキャッチーさがあり気持ちがいい。
シナリオに関しては王道のヒーロー譚であるが、ギャング達の恐ろしさ、彼らに怯えた住民の生活の苦しさ、主人公と彼らの関係性や各キャラとの関係性など描写不足じゃ無いかと思われる点が多々あり、感動まではいかない。
ミュージカルでは無いがミュージックが重要な作品としてこういう作りもあるんだなと新しい発見となった。