初イラン映画。イラン映画ってめっちゃ良いんやな…知らんかった…
客観的にこの映画を観ていたら「そんなことしたらあかんて…」って思う場面がいくつもあったけど、もしかしたら自分でもその行動を選んだかもしれない、と思わされるリアルさがあった。妊娠を知らなかったと嘘をつく私。父の嘘に乗っかる私。原因はあの時じゃなかったかもしれないと、追い詰められるまで告げられなかった私。全部想像できる。この映画の登場人物のすべての行動に、人間の本能的な自己保身が垣間見えたからだ。自分も選択してしまうかもしれないというリアルさがあるからこそ、この映画から学んでおきたい。