べらし

地の塩のべらしのレビュー・感想・評価

地の塩(1953年製作の映画)
3.8
資本家の搾取と家庭内ジェンダーロール、さらにメキシコ系への差別と三重の支配構造に打ちひしがれていた女性が炭鉱ストを通じて人間性の解放を成し遂げていくという、一見おそろしく教条的なプロレタリア映画(なにせカルロヴィ・ヴァリで賞を取っている)ですら、やはり「アメリカ映画」なんだよ

どうしてだと言われても、そういうものなんだとしか言いようがない……
たとえばそれは同じテーマの日本の独立プロ映画と比べてみるとなんとなくわかると思う 柔軟性が全く違う
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