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プリティ・ウーマンのruのネタバレレビュー・内容・結末

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

エドワードがウォーク・オブ・フェイムで客引きをしていたヴィヴィアンに道を尋ねたところから物語は始まる。その後、エドワードはヴィヴィアンと一週間の契約を交わす。
高級レストランでのディナーに同伴する約束をしたヴィヴィアンは、ショッピングへ出かける。娼婦として生活するヴィヴィアンにとって正装や高級レストランはかけ離れた世界であった。ブランド店に入ると、身なりで屈辱的な態度を取られる。ホテルに帰り、彼女を軽視していたホテルの支配人も、根が真面目なヴィヴィアンに惹かれ、服を用意し、ディナーにおいてのマナーを教えた。
ヴィヴィアンとってのディナーは成功を収めたが、エドワードにとっては、相手は買収に動いている会社の社長で、相手方が帰ってしまう。ホテルに戻り、エドワードを慰めるヴィヴィアン。
お金を使うことに抵抗のあるヴィヴィアンにとってショッピングはあまり好きではないものだった。そこでエドワードが好きなだけヴィヴィアンにショッピングをするよう言う。
前日に好きなだけショッピングをしたヴィヴィアンは、次の日エドワードと共にポロの観戦に。しかし、そこでエドワードがスタッキーにヴィヴィアンが売春婦であることをつい口にしてしまう。スタッキーはヴィヴィアンに隙を見て言い寄る。ヴィヴィアンにとってエドワードを信頼していただけにすごく屈辱的な思いをした。
ホテルに帰った二人は、エドワードが口を滑らしたことで喧嘩をしてしまう。エドワードの前から去ろうとしたヴィヴィアンにエドワードが誤り、その夜ヴィヴィアンは自分の過去についてエドワードに話す。
翌日、エドワードはヴィヴィアンをオペラ鑑賞に連れていく。初めての体験に感動したヴィヴィアン。
一週間が終わろうとし、2人の別れの時が近づく。別れたくないが自分の世界へと帰ったヴィヴィアンだった。
しかし、出張先のロサンゼルスから発つまえにエドワードはヴィヴィアンを迎えに行き、2人は一緒になる。
「ハリウッドへようこそ!君の夢はなんだい?みんなこの地にやって来る。夢の場所ハリウッドに。かなう夢があればかなわない夢もある。だけど、夢を見続けるんだ。ここはハリウッド。いつだって夢を見れる。だから夢を見続けるんだ」
路上の男が言い映画が終わる。

この映画で感じたことは、ヴィヴィアンみたいに素直に物事は受け取るべきである。素直でなければ周りの人がヴィヴィアンを味方することはなかっただろう。また、人は見かけで判断してしまうこと。なので、身なりは大切である。
オペラ鑑賞のシーンはかなり好きで、「オペラ体験は最初が肝心だ。好きか嫌いかだ」
「好きならオペラは一生友となる」「嫌いならオペラは君の魂にはならない」
ヴィヴィアンが人生で初めてオペラを鑑賞する時、開演前にエドワードが囁いたセリフである。ヴィヴィアンがオペラで感心したように、何事も体験することが大切だということ。
ヴィヴィアンがエドワードと一度別れる前、この一週間は夢の時間だったと話していたが、ハリウッドは夢が叶う街と最後のセリフがあったので、あのセリフが自分の中でより輝いた。

~あらすじ~
実業家のエドワード(リチャード・ギア)は、ビバリーヒルズで偶然にヴィヴィアン(ジュリア・ロバーツ)という娼婦と出会う。ウォール街の娘として知られる仕事一筋のエドワードにとって、無邪気なヴィヴィアンとの出会いは新鮮で、彼女にとっても彼の住む世界は見たことのない眩しいものだった。2人は一週間だけのパートナーとしての契約を結び、一緒に暮らし始める。娼婦からトップレディへと変貌するヴィヴィアンとの生活は、エドワードの心の変化をもたらした。
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