※オチ書いてます
長いし、マイナーだけど骨太なスタローンが楽しめるので良い映画。ラストはスタローン映画として貴重な…。
どうにもスタローン映画の中で特にマイナーな作品のようで、全然レンタルされてないしDVDも国内では2008年を最後に販売されてないし…と結局中古で手に入れて見ました。
まず思ったのが上映時間が長い！143分もあるので個人的には「労働組合で資本家に逆襲うおーって話でそんなに尺いるのかなぁ？」と。
が、これに関しては自分が勘違いしていただけで、話の本筋としては労働組合で資本家に逆襲してからが本番だったんですね。
徐々に最初敵として戦っていた資本家の姿に似ていく主人公をスタローンが好演。話の展開や舞台背景などしっかりしていて、物語にスッと入っていけます。
あと後にスタローンとランボーで対決するブライアン・デネヒーが出てきたこと！これに関しては全く知らなかったのでビビった。嬉しいサプライズ。
ただ展開自体はわかるのだけど、何を言いたいの？という意味では終盤に行くにつれて迷走していってる気がしました。
エイブとの関係も色々と意味深な描写が入るけど結局そんなに関係の無いオチだし、ラストをアレにするならもうちょっと短く出来たよなーと。
そして最後はスタローンが射殺されてしまうという今では考えられないラスト。ランボー5でもクリード2でも死んでいないので、自分が知る限り主演スタローンが死ぬ唯一の作品な気がします。
そういう意味でもスタローンファン必見の映画じゃないかなぁ、と思います。
