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愛情萬歳のmikuのレビュー・感想・評価

愛情萬歳(1994年製作の映画)
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なにが愛情萬歳だ。愛情なんてものは存在しない都会の、誰のものでもないマンションの一室に一方通行の感情が張り巡らされている。越えてはいけない垣根を飛び越えて。小康は青年に好意を持ち、女は好きでもない男と2回も寝てしまう。それもこれもアーロンがとても綺麗だから。罪な男め。そして小康は幽霊のようになっていくのであった。女が泣いている姿はとても見ていられなかった。意地でも長回しを続けてやろうという監督の強い意志を感じてならない。
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