ワン

シャンハイ・ヌーンのワンのレビュー・感想・評価

シャンハイ・ヌーン(2000年製作の映画)
4.0
1881年、中国 紫禁城からペペ姫(ルーシー・リュー)が誘拐された。犯人は身代金として金貨10万枚、人質との交換場所をアメリカ・ネヴァダ州カーソン・シティと要求してきた。だが身代金を運ぶためアメリカへ渡った一行は、列車強盗に遭遇。姫にひそかに憧れる近衛兵チョン・ウェン(ジャッキー・チェン)は仲間とはぐれるが、荒野の果てで出会ったのは仲間から見放され砂漠に埋められていた列車強盗団のボス ロイ・オバノン(オーウェン・ウィルソン)だった。やがて意気投合したふたりは、協力してペペ姫を救出しようとする。


生真面目なウェンとテキサス男らしく粗野でいい加減なロイとの対比が面白くセリフの応酬を見ているだけで楽しめた。誘拐されたわりにはペペ姫の出番は多くはなく果たして誘拐は必要あったのかと疑問に思った。

脱獄あり酒場での乱闘ありと西部劇としては王道だと思うが異文化コンビ物としてはウェンがロイにカンフーを教えたりして後々役に立つ場面があっても良かったと思う。お風呂でやっていたゲームのルールがさっぱり分からなかった。
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