蔵なもし

仇討の蔵なもしのレビュー・感想・評価

仇討(1964年製作の映画)
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最初の数分間置いていかれそうでしたが、集中して観進めると、どんどんと物語に引き込まれました。

初萬屋錦之介でしたが、怒りや恐怖、狂気。とても素晴らしかったです。
配慮すべき表現、キ◯ガイが連発されていて、ちょっとそわそわしました。

現在と過去を行ったり来たりして徐々に全容が見えてくる構成は今でこそありそうですが、当時はどうだったのでしょう。
台詞回しもどこか軽快で、印象的な台詞も数多くありました。シェイクスピアにも通じるものがあるのではなどと思っていると、他の方のレビューに、とても有名な脚本家の方が書いているとのことでした。不勉強でお恥ずかしい限りです。