なんだよ……、ク◯サイコーじゃねぇか‼︎
「ザ・ロック」「コン・エアー」「フェイスオフ」。言わずと知れたスーパースター、ニコラス・ケイジ。
それでも今は「ああ、ニコラス・ケイジか……」
今作はニコラス・ケイジがニコラス・ケイジとして登場。それも、「ああ、ニコラス・ケイジか……」ってニコラス・ケイジ。
それにしてもよくやったな！自虐満々載！
この仕事を、劇中のニコラス・ケイジみたく仕方なく受けて、「オホ、オホホ……」みたいに困り眉で苦笑いしてそうだけど、プロデュースにもニコラス・ケイジ。
監督脚本のトム・ゴーミカン（脚本は共同）。作品が少ないようですが、彼は本物のニコラス・ケイジファンのようです。
今作はリアルなニコラス・ケイジというよりも、みんながこうあってほしいニコラス・ケイジのような気がします。
劇中で友情を交わす億万長者のファン、ハビと監督が重なります。
どれだけの「ああ、ニコラス・ケイジか……」となっていた人がこの映画で救われたことでしょう。今なら「NEXT」以降の作品群も愛せるかもしれない。
なぜなら彼は、ニック！◯ァッキーン！ケイジ‼︎
