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戦艦ポチョムキンの飯のレビュー・感想・評価

戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)
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政治的モンタージュは存在しない。(本能を除けば、)モンタージュ自体が政治そのものである。かもしれない。

Thesis+Antithesis=Synthesis

主人公のない、群像でもない。

影の造形

エイゼンシュテインとバザンはフロイト夢境式の物語の「呈示」を避け、映画の「叙事」機能を強調した。
モンタージュの機能はフロイトの「夢境製造機」理論と類似しているが、エイゼンシュテインはマルクス主義の唯物弁証法に影響されてこのモンタージュを創り出した。
なのでエイゼンシュテインモンタージュが面白いのは、唯心論と唯物論両方から解読することができるところである。

Metaphorical Montage、Dialectical Montage、The Montage of Attractionsの教科書。強い。
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