べらし

小林多喜二のべらしのレビュー・感想・評価

小林多喜二(1974年製作の映画)
3.7
いいと思う
何より、山本圭がいい
叔父貴の映画に出てる時の萎縮したような、陰気な左翼青年とは大違い よく笑い、よく喋る
きっと小林多喜二というのはこういう風に朗らかで、何より「人間」と付き合うのが大好きだったんだろう感じさせてくれる

物語の構造にしても、こういう直線的でない語り口の伝記映画があり得るというのはもっと知られていい
べらし

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