1945年公開、ヒッチコックのサイコスリラー。
シュールレアリズムの画家サルバドール・ダリも協力したという夢のシーンは前衛的でインパクト大。夢というシュールな世界でまさに本領発揮といった感じでした。
そして精神分析医を演じたイングリッドリ・バーグマンの聡明で美しい姿、記憶喪失青年を演じた若きグレゴリー・ペックの背の高いイケメンぶり。良かったです。
気になったのは劇中、スキーのシーン、昔だから、こんな不自然映像でも仕方ないかな~。ずっと直滑降. . . ? 想像してみたら笑えました。
物語は精神分析医の女医さんが記憶喪失のイケメン男の関係している可能性が高い事件を解決しようとして行動する話。
少し前に乱発した日本の2時間ドラマ、展開が似てましたが、案外こういう作品が原型なのかな~などと思ってしまいました。
75年も前の作品で、精神分析医を使った作品も珍しかったでしょうね。ヒッチコック作品の面白さも十分感じることが出来ました。