BPM86

マチルダのBPM86のネタバレレビュー・内容・結末

マチルダ(1996年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

初鑑賞

コミカルさとテンポのバランスが絶妙でこれは良作。ブラックユーモアとファンタジーを掛け合わせて独特な世界観を作り出していて引き込まれる。

90年代のポップさで絵本のような雰囲気で描かれていてなんとも可愛らしい。この雰囲気がしっかり作られているからか、家族や校長が毒でもシリアスにならないのが上手く作られているなと思います。

頭がいいからこその機転と発想力が超能力の使い方にも上手くでていて楽しめる。双眼鏡で覗きながらモノを動かすなんて普通は思いつかないし、先生との約束もきちんと守っていてほっこりでした。

校長のキャラも野獣すぎて嘘みたいだけどそれがめちゃくちゃいい悪役を演じてくれているからかスッキリもさせてくれるのも良き。

大人でも充分楽しめる内容だけど、子供の時に観たらきっと超能力使おうとしただろうな(笑)危ない作品だ。


マチルダが養子縁組の書類にサインを貰うシーンの母親役の笑顔がなんだか素敵、そんな映画でした。
BPM86

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