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マチルダのlvsのネタバレレビュー・内容・結末

マチルダ(1996年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

観たことないと思ったら観たことあった映画。それでも楽しんで鑑賞できた。
天才的な頭脳を持つ少女と優しくて美人の先生。対照的に、意地悪な家族と虐待校長という分かりやすい構図で、大人でも子供でも安心して観ることができる良い映画。

しかし、マチルダの家族と校長の極悪人っぷりには、マチルダが与える制裁を正当化するためとはいえさすがにドン引きのレベルではある。
父親のビッグモーターばりの極悪セールスもヤバすぎるが、校長に至っては児童虐待どころか殺人の容疑もかかっているので、深く考える部分ではないにせよ、終身刑レベルの犯罪者が校長やってるって怖すぎるわな。

とはいえ映画自体はやはり子供向けなので、ホームアローンのような楽しい雰囲気で始まりそのまま終わる。
映画後半は超能力という設定のせいで天才的な頭脳という設定が完全に殺されてしまい、そこに関してはとても残念。せっかく天才児という設定なのだから、頭を使った、ピタゴラスイッチのようなお仕置が見たかった。
結局「超能力を使う必要はなくなりました」って言っちゃってるし、正直いらない設定だったなあと思う。
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